No boxing No Life

アラフォー男がボクシングの試合を独断と偏見でぶった斬る!

マイキー・ガルシアvsリプネッツの試合結果と感想!

3月10日にマイキーガルシアとリプネッツの試合が行われた。

この試合はIBFスーパーライト級のタイマッチで、WBCライト級王者のガルシアがタイトルを保持したままで1階級上げての挑戦になる。

勝てば4階級制覇達成のかかった試合。

リプネッツも実力者だか、予想通りマイキーが勝利。

3ー0の大差で判定勝ち。
(117ー110,117ー110,116ー111)

1~2ラウンドはジャブの差し合いで、ペースの取り合い。マイキーも速いが、リプネッツも調子はよさそう。

3ラウンドから打ち合いに、リプネッツが左フックを当てると、マイキーのワンツーもクリーンヒットではないが2回入る。

マイキーの強打に臆せずリプネッツも前にでる。

4ラウンドもタイミングを掴みかけたマイキーのワンツーが浅く入り出す。

リプネッツも調子は良いし、マイキーに対してよく圧力をかけている。

ただ、技術はマイキーが上。

ガードの上から打たせてカウンターのタイミングを計っている感じ。

5~6ラウンドもマイキーペースで進む。

迎えた7ラウンドでマイキーの左フックがカウンターで炸裂!

立ち上がったリプネッツだが、ダメージはある。

マイキーも無理に攻めず終了。

8ラウンド以降、リプネッツも根性を出して蘇り、一進一退の攻防が続いたが、終始試合をコントロールしていたマイキーが大差で判定勝ち。

倒しきれるかと思ったけど判定でした。

リプネッツ陣営がマイキー対策をしてきた感じかな。

マイキーのワンツーをまともにもらわなかったし、相打ち狙いのカウンターも効果的だった。

さすがに4階級目なので体格差で苦戦もあるかと思いきや終わってみればいつも通り圧勝でしたね。

ブローナーとの試合の時も体格差を懸念してたけど、者ともしなかったし、やっぱりマイキーは強いですな。

基本がしっかりしていて、かつ全ての水準が高いボクサー。

ジャブの切れ、強さ、踏み込みの速さ、ワンツー、左フック、カウンター、ガードの固さ、全ての水準が高い。

ロマチェンコとやって勝てるとしたらこのマイキーじゃね?

体格だとマイキーのほうが有利やしイケルかも。

できればライト級を選んで、階級を上げてきたロマチェンコと試合してほしいな~