オスカル・バルデスvsスコット・クイッグの試合は壮絶な結果となった!感想を述べる!
オスカルバルデスとスコットクイッグの試合を見たので感想を書いてきます。
ちなみに、この試合はWBOフェザー級タイトルマッチですが、クイッグ君が体重超過したので、バルデスが勝利した場合タイトル防衛、クイッグが勝利した場合は王座は空位となる。
さて、体重超過をしたクイッグ君にバルデスは制裁を加えることができるのか?
てか最近、体重超過の案件が多すぎでしょ。
ファイトマネー全額没収とか、ライセンス剥奪するぐらいの罰則を設けるべきだと思う。
気を取り直して試合の感想いきます。
バルデスは左右のフックをフルスイングするやんちゃなチャンピオンというイメージがあり、俺はけっこう好きなボクサー。
ただ、クイッグ君も元チャンピオンだし実力者。
ショートのパンチと体の大きさを駆使してくるスタイル。
1~5ラウンドまでは、これまでどおりバルデスがフルスイング左右フックをぶん回して圧力をかける展開。
並んでみると、体格差は明らかで、一回り体の小さいバルデスは苦戦するやろな~と思いながら見ていた。
ただ、クイッグもバルデスのフルスイングに出鼻をくじかれてなかなかインファイトができない様子。
クイッグもバルデスのパンチに触発されたのかいつもより大振りのパンチが目立つ。
その打ち終わりをバルデスのカウンターが襲う。
試合が動いたのは5ラウンド。
クイッグのパンチが炸裂し、ぐらついたバルデス。
ただ、ここからバルデスも頑張る。
バルデスは顔面、ボディへとフックを打ち分けてクルッとクイッグの左右に回り込む。
これによりクイッグは攻めきれない。
これは今までになかったバルデスの動き。
パンチも強弱をつけて緩急がある打ち方だ。
結局、一進一退の殴り合いの末、バルデスの判定勝利!!
3-0(118-110、117-111、117-111)
試合は打ち合いで盛り上がったが、打ち終わりのカウンターの精度と、終始試合を支配していたのはバルデスなので大差の判定勝ちとなった。
おめでとう!バルデス!
よくぞ体重超過のクソ野郎に制裁を加えた。
試合当日のクイッグの体重はウェルター級だったそうな(汗)
バルデスもこの試合で顎の骨を骨折したらしく、早いとこルールの改正を願うばかりである。